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ベテラン看護師
多職種の専門的なサポートを得て、チーム力で患者さんを支えます
3D病棟/2010年入職
循環器疾患を抱える患者さんの超早期回復管理を支援しています。そのため、早期離床や早期退院に向けてよりよい看護を実践できるよう多職種で連携を図っています。また、救急外来や集中治療室、後方支援病院、地域との間で切れ目のない医療を提供できるよう患者さん・ご家族のニーズに応じた支援を行っています。当院は、県内唯一の大学病院で24時間365日体制、3次救急患者さんを受け入れており、多くの経験を積むことができます。複雑な病態の患者さん・ご家族の看護はときに困難に感じることもあります。しかし、部署の垣根を越えて経験豊富な先輩看護師や様々な職種から専門的なサポートを得ることができ、患者さんとそのご家族を支えるチーム力を実感することができます。もっとできることがあったのではないかと振り返ることが多いなか、後遺症を抱えたまま退院された患者さんが、退院後に会いに来てくださったり、手紙をいただいたりすると励みになります。入職してからクリティカル領域で勤務し、高度生体侵襲を受ける患者さんとそのご家族の看護について高度な看護判断や看護介入、倫理的な問題への対応が必要であると考え、大学院へ進学し博士前期課程を修了しました。その経験を活かし、患者さんを全人的に捉え、QOLを高めていけるようなケアを実践していきたいです。