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Partnership
Nursing System
2人の看護師が良きパートナーとして協力し合う
パートナーシップ・ナーシング・システム
パートナーシップ・ナーシング・システム(PNS)は2人でパートナーを組み、対等な立場で互いの特性を活かし補完し合いながら、患者さんへ安全で質の高い看護の提供を目指す看護方式です。 1年を通してペアを組み、毎日のケアだけでなく、一年を通して委員会活動や病棟内の係の仕事まで行います。
− パートナーを決定します。
入職して間もなく、1年間のパートナーを決めていきます。全員で話し合って、お互いの長所を活かし伸ばしていけるような組み合わせでパートナーになります。− チームの編成を決めます。
パートナーと所属するチームを決めていきます。チームは主に副看護師長がリーダーとなり、委員会や部署内の係などを考慮して編成します。− PNSによる看護実践を行います。
業務は2人1組のペア。パートナーとペアで担当患者さんをメインに受け持ちます。パートナー不在時はチームメンバーとペアを組み、メンバーの患者さんを受け持ちます。− 看護師にも患者さんにもやさしいシステム。
これまで、患者さんが入院してから退院するまでをひとりの看護師が担当する担当看護師制を採用して、個別性の高い看護を提供してきました。この看護方式で培った看護力をさらに発展させるため、2012年度にPNSを導入。ペアと協力しあうことで安心、安全面が向上するだけでなく、パートナーを組むどちらかが休んでももう一方の看護師が日々の看護を担当することで、継続性のある看護ができるようになりました。また、新人看護師の教育や業務の効率化でも大きな効果を発揮しています。さらにふたりでひとりの患者さんの看護にあたることでケアを分担でき、スムーズ、スピーディーに看護を提供できるなど、患者さんにとってのメリットも多く生まれています。