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リソースナースさんたち

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認定看護師について知る

認定看護師とは?

認定看護師とは、特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を有する者として、日本看護協会の認定を受けたスペシャリストのこと。認定看護師の役割は主に3つあります。患者さんやご家族へ、高い臨床推論力と病態判断力に基づいた看護を提供する「実践」、看護実践を通して看護スタッフのスキルアップを目指す「指導」、看護に携わるスタッフへコンサルテーションを行う「相談」などが主な役割です。これらの役割を発揮することで、看護ケアの質向上に貢献しています。

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受けられるサポート

認定看護師資格を取得するには、5年以上の臨床経験を保有し院内のクリニカルラダーレベルⅣを取得後、認定看護師教育機関へ入学、カリキュラムを修了することが必要。通学のための勤務調整もフレキシブルに対応しています。また、基本給与の保証があり、経済的な負担は軽くなっています。また、教育課程受講に際して困った際には、先輩認定看護師などからのアドバイスなどを受けることができます。

滋賀医大で活躍する認定看護師

2024年現在、9分野19名の認定看護師が在籍。それぞれが各分野のクオリティアドバイザーとして、連携、協働しながら活動しています。院内各部署への指導や、さまざまな相談対応のほか、院外へも活動範囲を広げ、地域の看護ケアのレベルアップに取り組んでいます。

認定看護師の声

  • 心不全看護認定看護師
    2014年入職
経歴

循環器内科・心臓血管外科病棟で心不全患者さんが、自宅でよりよく過ごす方法を患者さんと考えることにとやりがいを感じスペシャリストの道へ。約6年ICUで重症心不全患者の看護を経験し、2023年心不全看護認定看護師を取得。現在は循環器内科・心臓血管外科病棟で勤務

認定看護師

循環器内科・心臓血管外科病棟に勤務していた頃に、心不全患者さんが自宅でよりよく過ごす方法を患者さんと考えることにとてもやりがいを感じていました。同時に、目標とする先輩認定看護師と一緒にこれからも仕事がしたいと考え、スペシャリストの道へ進みはじめました。

心不全の患者さんは、一生病気と上手くつきあっていかなければなりません。上手くつきあうためには、多職種のかかわりが重要となります。一人の患者さんに対して多職種で意見を出し合い、よりより介入方法を検討する「多職種カンファレンス」は、開催する度にとても充実感があります。自分とは違う視点の意見を聞くことができ、多職種の情報から患者さんの新たな一面を発見できることにより、効果的な介入につながることがあります。そのため、多職種カンファレンスを、毎回楽しみにしています。

今後も、患者さんとのかかわりを大事にしたいと考えています。患者さんと一緒にその人の人生にとって最善とはなにかを考え、実現できるように調整をおこなっていきたいと考えています。患者さんや看護スタッフから困ったときにいつでも頼ってもらえるような認定看護師を目指します。

認定看護師

お話を聞いて…

インタビューではほかにも、「心不全教室」、「心不全外来」、「心不全チームとしての活動」などのお話を聞かせてもらいました。まずは、院内の病棟や外来での活動ですが、今後は、地域の病院や施設、訪問看護ステーションなど「地域との連携体制強化にむけた取り組み」などのお話を聞かせてもらいました。患者さんのため・心不全看護に携わる看護師さんのため、滋賀県全体に活動をする認定看護師さんって格好いい!