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リソースナースさんたち

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認定看護師について知る

認定看護師とは?

認定看護師とは、特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を有する者として、日本看護協会の認定を受けたスペシャリストのこと。患者さんやご家族へ、高い臨床推論力と病態判断力に基づいた看護を提供する「実践」、看護実践を通して看護スタッフのスキルアップを目指す「指導」、看護に携わるスタッフへコンサルテーションを行う「相談」などが主な役割です。救急看護、皮膚・排泄ケア、集中ケアなど、すべてで21の分野で認定看護師制度が制定されています。

Support滋賀医大で
受けられるサポート

新人看護師から経験豊富な看護師まで、あらゆる経験に応じたプログラムがあり、キャリアサポート体制が万全です。認定看護師資格を取得するには、認定看護師教育機関へ入学、カリキュラムを修了することが必要。通学のための勤務調整もフレキシブルに対応しています。

滋賀医大で活躍する認定看護師

2020年現在、滋賀医大には12分野、27名の認定看護師が在籍。それぞれが各分野のクオリティアドバイザーとして、連携、協働しながら活動しています。院内各部署への指導や、さまざまな相談対応のほか、院外へも活動範囲を広げ、地域の看護ケアのレベルアップに取り組んでいます。

認定看護師の声

  • 感染管理認定看護師
    1998年入職
経歴

2016年から感染制御部に所属し、専従の感染管理者に。2020年からは院内、外でCovid-19の感染対策を行っています。

認定看護師

小児科スタッフとして感染予防リンクナースの役割を担っていたのが、2005年のこと。当時、NICUでMRSAの検出が多かったことがあり、なんとかしたいと思っていた矢先、病棟師長から感染管理認定看護師教育課程を勧められたことが決定打となってスペシャリストの道へ進みはじめました。

ある日、抗がん剤治療中の奥さまのご主人が、看護相談窓口の案内を見て、家庭内でできる感染対策を教えてほしいと相談してくださったことがあります。手洗いや掃除といった感染対策の基本を正しく、適切なタイミングで行えるようお話させていただいたところ、とても熱心に、確認してくださいました。一人ひとりのそうした行動が、家庭内への感染の持ち込みを減らすことにつながります。COVID-19の流行前でしたが、感染対策の基本を広く一般の方にも知っていただく重要性を、認識した出来事でした。

今、世界で薬剤耐性菌が問題となっている中、COVID-19の世界的流行により感染対策の重要性がこれまで以上に強く認識されています。しかし、まだまだ十分とは言えません。医療、看護、介護の現場で感染対策の支援をすることも大切ですが、地域や一般市民への啓発活動も大きな仕事。少しでも早く、COVID-19が収束に迎えるよう、日々取り組んでいきたいと思っています。

認定看護師

お話を聞いて…

COVID-19の感染拡大の防止に向けて、最前線で頑張っている看護師さん、とっても格好よかったです!日々の取り組みの大切さを、生活する一人ひとりに広めていく。看護師さんの仕事って、病院の中だけじゃないんだね!